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何事も自分事にしてチャレンジあるのみ

何事も自分事にしてチャレンジあるのみ
普通科3年 米田 和司さん
高千穂中→高千穂高校普通科

様々な人と交流する中で

私は宮崎大学の工学部に進学する事が決まりました。スムーズに進路決定したのかというとそんな事は無く、1年生の時から大学進学は考えていましたが、明確にどの大学かは決まっていませんでした。ただ、一般入試にしても推薦入試にしても、どちらも今以上に経験を積む必要があると考えて、日々の勉強にプラスしてボランティア活動や勉強以外の活動なども取り組むように心がけていました。

1年生のときは主に街のゴミ拾い活動などのボランティアをしていましたが、2年生になってからは生徒会長にもなり、人前で話す場も増えて、今までに無いチャレンジをする機会に恵まれました。生徒会長になり、みんなをまとめて物事を進める事や自分から率先して活動する事、普段接する機会の少ない人とお話をしたりして、いろんな経験をする事ができました。加えて、熊本大学高千穂塾で来てくださる留学生の方や、オンラインでお話する海外の方とのやり取りはかなり勉強になり、違う言語でお話する事で度胸もついた気がします。元々、人前で話すのも、知らない人と話すのも、全然得意ではなかったのですが、「自分から話さなきゃ」と、一歩踏み出したこの経験はとても良いものでした。

活動してきた事を自信に受験

進学先を決めたのは3年生の夏休みで、先生から「推薦入試を受けてみたら」と勧められて推薦入試を受験する事にしました。そこからは推薦入試に向けて準備し受験しましたが、1年生と2年生のときにボランティア活動や生徒会活動などをしていたおかげで面接でもその活動を紹介でき、面接官の方からも「とても濃厚な学生生活を送っていたんだね」と好印象を頂けたような気がします。口頭試問は緊張もあり、多少出来に心配な面もありましたが、面接での対応など自信を持って望むことができたのでそれが結果につながったと感じています。

何事も自分事に

私が在学した期間、高千穂高校では、様々な国の方や他国の在日大使館の方とお会いして、その国の言葉を勉強してお話する機会が多々ありました。他の学校ではこういう機会はなかなか無いと思いますし、とても思い出に残っています。在校生の皆さんも、挑戦できることは「友達がするから」とか「親に言われたから」ではなく、自分が少しでもやってみたいのであればぜひ挑戦して欲しいと思います。自分でチャレンジしたことは絶対自分に返ってきてくれます。頑張ってください。

 

2023年2月掲載

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