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消防署の職員として地域の人のために働く

消防署の職員として地域の人のために働く
経営情報科3年 下川 由奈さん
高千穂中→高千穂高校普通科

地域で働く背中に憧れて

私は、西臼杵広域行政事務組合消防本部に就職が決まりました。難しい名称ですが、高千穂にある「消防署」で働く「消防士及び救急救命士」になります。

でも実は、1年生のときは看護師を志していました。その流れで2年生のときのインターンシップも病院で従事したかったのですが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で叶いませんでした・・・
しかし、人を助ける事に関して同じ意味を持つ消防署もインターン先であることを知り、西臼杵消防本部にインターンに行き、実際に消防本部での仕事を経験して、「私のやりたいことはこれだ!」と、消防士になることを決意しました。

消防署で働く方々は皆さん優しくて、地域への思いやりや愛に溢れ、自分に厳しくストイックに行動し、人を助けるために働いていて、そんな消防署の皆さんを見て地元の消防署で働きたいと感じました。

試験対策は何度も反復

インターンには2年時の夏に行きましたが、それから受験対策を少しずつしていました。本格的に勉強をスタートさせたのは3年生になってからで、「みらい探究」の時間に公務員試験の勉強をしたり、個人的にも毎日学校に20時くらいまで残って勉強をしました。
学科試験は過去問をひたすら解くことを中心に勉強し、過去問を沢山解いて反復したことで、本番の試験を大分容易に解く事ができました。順調に解答できたので逆に不安に感じたくらいでした(笑)。面接もいろんな先生と何回も何回も対策をして、アドリブ(応用)が効くように練習しました。10人弱の先生と20回くらいはしたと思います。元々喋ったりするのは得意じゃないのですが・・・面接の練習をしてくださった先生方には感謝です。

様々なサポートを得ながら

高校では経営情報科に入って正解だったなと思っています。資格取得を頑張った事は面接でも役に立ちましたし、社会に出ても役に立つ資格ばかりです。それに、進路に対するサポートが充実していると感じました。公務員試験のための専門学校主催のオンライン勉強会などを就職指導の先生が紹介してくれたり、様々な面からサポートしていただきました。

これから就職進学に向かう在校生の皆さんも、ぜひ高校の3年間で自分が就職や進学の面接でアピールできるポイントや自慢できるポイントを何か一つ磨いて、自分を信じて頑張ってほしいです。

 

2023年2月掲載

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